こんばんは。これからタイで働いたり、タイに赴任する家族と一緒にタイで生活を始められる方、またこれからタイに移住したいと思っている方のために、タイ語の勉強法をまとめてみたいと思います。
参考になればうれしいです^^
こんな方におすすめ
- タイ語を勉強したい
- タイ人とタイ語でコミュニケーションがとりたい
- タイに興味がある
僕は、タイに移住して7年目になります。
タイの大学でタイ語を学び、タイ語の読み書きが出来ます。
タイで普通に暮らして行く分には困らないレベルで、タイ語が話せます。
タイで暮らして行くためには、タイ語が話せた方が色々と便利だと考えています。
ちなみに彼女はタイ人で、彼女とは全てタイ語で会話しています。
それでは、僕の体験に基づいたタイ語を勉強する方法をご覧下さい。
タイ語学校に通う
タイ語を勉強するためには、タイ語学校に通うのが一般的ですね。
その中でも大きく分けて2つのパターンがあります。
タイの大学のタイ語コースに通う
僕はタイのチュラロンコーン大学の、インテンシブタイコースに通いました。
レベル1から8まであり、受講者のレベルによって振り分けされます。
最初はレベル1からスタートしますが、他のタイ語学校ですでにタイ語を勉強された方なんかは、レベル分けの面接によって振り分けられます。
コースの概要
それぞれのコースで、1日3時間の授業+アクティビティで、計100時間のプログラムとなっています。
チュラロンコーン大学のインテンシブプログラムの良いところは、各レベルごとに試験があり、それに合格しないと次のレベルに進めないことです。
これはある意味、強制的にタイ語を勉強したい人にとってはいい刺激になると思います。
また進級の評価には授業の出席率だけでなく、ショートトリップやアクティビティの出席率も評価の対象になっています。
試験だけ出来れば良いというわけではないです。
あと、授業の要所要所で小テストがあるのでそれも評価の対象になります。
僕の時は、実際に出席率でパス出来なかったアメリカ人がいました。
彼はタイ語がすごく上手だったんですが、タイでの仕事が忙しそうでしたね^^;
もし試験にパスできなくても、次の期間の開始前にあるレベル分けの編入試験にチャレンジして、進むことは出来ると聞いたことはあります。
実際にクラスメートの韓国人が、試験を欠席したけれど次のレベルには参加していました。
費用と場所
費用は、当時1コース100時間で、25,000バーツでした。
現在は値上がりしているようですので、こちらのホームページから確認してみて下さい。
チュラロンコーン大学の場所は、BTSのサイアム駅から徒歩10分ほどです。
午前中の通学時間にはバイタク(バイクタクシー)で学割10バーツで行けます。*普通は20バーツの距離です。
車で通われる方は、学校内に駐車場もあります。友人が利用していました。
授業料は100時間で25,000バーツと少し高めですが、タイの博物館に行ったり、タイのイベント行事に参加することでタイの文化も学べます。
また、本物のチュラロンコーン大学の生徒と交流出来たりするのでオススメです。
レベル別の授業内容
Thai 1(レベル1)・・・全くのタイ語初めての方向け
使用言語は英語、1クラス多い時で20名程度です。
自分が通っていた時は、アジア・ヨーロッパ・アメリカと多様な国の方達がいて、緊張しましたが楽しかったです。
Thai 2(レベル2)・・・タイ語の読み書きを覚えます
使用言語は英語です。
全てのコースで同じ100時間なのですが、内容的にこのレベルが一番大変です。
ここは休むとついていけなくなる可能性大ですので、なるべく休まずに集中して授業に臨むようにしましょう。
またここを覚えると自分自身のタイ語が飛躍的に進歩します。
Thai 3(レベル3)・・・Thai 2でタイ語の読み書きがある程度出来るのが前提になります
使用言語はまだ英語ですが、テキストから英語がかなり減ってきます。
Thai 4-6(レベル4−6)・・・各記事のテーマに沿って各々プレゼンをします
Thai 4以降は、テキストから完全に英語が消えます。
また先生もタイ語メインの先生たちが担当になっていきます。
新聞の記事とか社会問題・タイの歴史や文化について勉強します。
考えて話すといった内容に特化している印象でした。
僕はThai4まで受講し、その後はタイ人の日常会話を学びたかったので、別のタイ語学校でプライベートコースを受講することにしました。
以上Thai 1-6までが、一般的なチュラロンコーン大学インテンシブタイ語コースの内容になります。
Thai7-8(レベル7−8)は、タイ語を専門的に学びたい人向けのコースとのことです。
興味がある方は、下記ページを参考にしてみて下さい。
バンコクにあるタイ語学校
タイには、タイ語学校がたくさんあります。
受講する生徒の目的も様々で、教育ビザ取得のために学校に通う人や、駐在員の奥様方などがよく通っている印象です。
少人数で1クラスのコースもあれば、1対1で行うプライベートコースもあります。
使用言語は、英語のところが多いですが、日本語で教えてくれるところもあります。
ソーソートータイ語学校なんかは日本語で教えてくれるみたいですね。
費用はコースによりますが、1日3時間程度で月20日でざっくり1万バーツくらいです。
1クラスの生徒の人数が5名以上とかの方が、割安になる感じです。
ちなみに僕が通っていたAAAタイ語学校では、プライベートコースで1時間600バーツほどでした。
マンツーマンなのでグループレッスンに比べるとちょっと高めでしたが、この頃は毎日ではなく週2~3回通う感じでしたので、そこまで高くは感じませんでしたね。
ビザ取得のコース3ヶ月程度の期間なんかで比較すると、前述の大学タイ語コースよりお得になるかと思います。
マンツーマンレッスンで学習したこと
僕はチュラロンコーン大学のインテンシブタイコースの後、マンツーマンのプライベートコースを受講しました。
毎回自分でテーマを持ち寄り先生に教えてもらうといった、比較的自由なプログラムで授業を受けることが出来ました。
授業のテーマとしては、主にテレビを見ていて気になった言葉や、街中で気になった単語や使い方なんかをメモっておき、その内容について先生に教えてもらうといった感じですね。
質問を先生に理解してもらうために、その時の状況などを詳細に説明する必要がありました。
いくつかの質問ではうまく内容が理解してもらえず、納得できる答えが得られなかった時もありましたね^_^;
今思えば良い思い出です。
タイの街中にあるタイ語学校は、楽しくタイ語の勉強をしたい人から、細かいところまで本気で学びたい人まで、広い範囲の方にオススメできる学校です。
大学のタイ語コースもそうですが、街中のタイ語学校にも会社命令でタイ語を学びに来ている駐在員の方や、その家族の方なんかもいらっしゃいますので、いろいろな方達と知り合いになれるチャンスだと思います。
独学で勉強する
これは余程の覚悟がないと長続きしないかと思います。
僕は、タイに旅行で来ていた頃からタイに移住するまでの期間で、タイ語の本を3冊くらい購入しましたが、あまり使いませんでした。
理由はタイ人との会話で役に立たなかったからです。
あえて本の名前は言いませんが、検索すると出てくるようね有名な本達です。
今思うと、こういった本の使い方としては、買い物の際によく使う単語だけ覚えておくとか、タイ人に本を見せながら会話するといった使い方をすればある程度の意思疎通は出来るのかなと思います。
ただし、下の記事でも書きましたが、タイ語はカタカナ発音では伝わりません。
タイ語をタイ人にうまく伝えるためには、タイ語の発音記号を覚える必要があります。
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タイ語学校などである程度タイ語の基本を学んでから、独学に切り替えてみても良いのではないかと思います。
それに1人で頑張るより、同じ目的を持った仲間がいる環境を作ることが、目的を達成するためには良いとも言われています。
まとめ
タイ語を勉強する目的によって、必要になる学習のレベルは人それぞれです。
僕がタイ語を勉強していた当時、タイの大学の先生に「タイ語はタイ人6,000万人しか使用していない言語です。それを学ぼうとしてくれて感謝します。」と言われたことがあります。
タイ語は世界の中で少数派なのかもしれません。
そう考えるとタイ語を勉強する必要があるかないかは、みなさんの思いの強さによるものだと思います。
僕はタイで働きたい、タイに移住したいと思ってタイ語を勉強しました。
その結果、タイ語が話せるようになって本当に良かったと思っています。
ではまた。
※2021年2月14日現在:1バーツ=約3.51円