こんばんは。僕は数年前にタバコをやめました。そんな僕がタバコをやめられた経緯を書いてみます。
ちなみに、僕はタバコをやめるまで何度も何度も禁煙に失敗していました。
結論
意思の力でやめようと思ってもタバコはやめられない
習慣と価値観を変えるのがおすすめ
僕の失敗談
まず僕の代表的な失敗パターンを見て笑ってください^^
気持ち
タバコ吸わないようにしよう! >>> 吸いたくなるから吸ってしまいます。
気持ち
本数を減らすようにしよう!
>>> 本当に吸いたくなった時だけ吸うようにすると、少しは本数が減りますがタバコをやめるまでには至りませんでした。
行動
軽いタバコに変えて、徐々にタバコをやめよう!
>>> 1mgとかの軽いタバコに変えてみる
>>> 物足りなくなって、フィルターをカットしたりして吸います。
行動
メンソールに変えてみたら不味いから吸わないのでは?
>>> メンソールに変えたら今度はメンソールが美味しく感じて来ます。
仮説
タバコを買わなければ吸えないのではないか?
>>> いつの間にか、友人のタバコを吸っています。
>>> 果ては、友人に悪いから友人のタバコをコンビニで買うようになります。
>>> 灰皿の吸い殻でまだ吸えるものを探して吸うようになります^^;
>>> 自分のタバコは持っていない、買ってもいないという訳がわからない理論だけで、吸う本数は全く変わっていません。
タバコをやめようと思ったきっかけ
きっかけ その1
僕がタバコをやめようと思ったのは、
・喫煙所がタバコ臭い
・服がタバコ臭くなる
・レストランなどで、禁煙席の方がキレイに感じるようになった
・成功している人で喫煙者があまりいないという話を聞いた
などの理由からです。
こういったマイナスのイメージが徐々に蓄積されて、結果タバコを吸わなくなりました。
きっかけ その2
なりたい自分のイメージが変わった
「タバコを吸っている人=カッコイイ」から、
「タバコを吸わない人=カッコイイ!!」に、なりたい自分のイメージが変わりました。
僕がタバコを始めたキッカケは、タバコを吸ってる人ってカッコイイからでした^^;
最初はタバコの味なんてわからずに、とにかくカッコイイから吸ってましたね笑
タバコを吸わない人がカッコイイと思い始めたのは、周りの環境が変わったこと。
仕事などで付き合う人で喫煙者の割合が少なくなっていたことです。
周囲と行動が合わなくなって来たり、周囲に気を遣わせているなと自分が感じたからかもしれません。
また、タイに移住して喫煙者をあまり見かけなくなったのも要因のひとつだと思います。
タバコの悪いイメージ
タイやシンガポールなんかだと、タバコのパッケージにエグい写真が印刷されています。
エグい写真とは?
タバコを吸ってるとカラダがこんなになっちゃうよっていう衝撃的な写真。
肺が黒くなってたり、赤ん坊や老人が呼吸器に繋がれてたりします。((((;゚Д゚)))))))
中には笑っちゃうような下ネタ系の写真もあるんですがね^^
でもあれって逆効果なんですよね。
非喫煙者に対しては効果があるかもしれません。
でも、喫煙者には全く効果はないと思ってます。
理由は、タバコをやめようと思っていない喫煙者は、まずエグい写真を見ても気にしない。
逆に、喫煙者でタバコをやめようと思っている人は、エグい写真をみて不安になる。結果、タバコに火をつけてしまう。
これ悪い習慣をやめられない典型的なパターンらしいです。
僕がタバコをやめられた要因考察
環境的要因
・喫煙できる場所が少なくなった
・タバコの価格が上がった
心理的要因
・タバコを吸うことにメリットを感じなくなった
・タバコを吸う優先度が下がった 面倒くさくなった
・休憩時間にいちいち喫煙所に行くのが面倒くさくなった
・外出中に喫煙所を探すのが面倒くさくなった
・喫煙所から戻ってくるのが面倒くさくなった
上記の理由から少しづつタバコの本数は減っていきました。
でもタバコをやめるまでには至りませんでした。
考え方・行動を変えてみた
ガマンしているとどうしても吸いたくなる
・タバコを買わない
・限界まで吸うのをガマンする
この2つは無理でした。結局いつの間にか吸っています笑
周りに宣言してみた
周りに宣言して自分を奮い立たせるのも効果的です。
ちなみに、タバコをやめようとしている人が「あなたはタバコを吸いますか?」と聞かれた場合に、
大概の人は、「今禁煙してるので」とか「やめようと思ってます」と答えるらしいです。
本気でタバコをやめたいのであれば、
「僕はタバコを吸いません=タバコを吸わない人です」と答えるのが良いそうです。
「僕はタバコを吸いません」と周りに宣言してみましょう。
ガマンするのをやめてみた
いつも手元にあるものが無かったり、いつもしている習慣が出来ないとストレスでタバコが吸いたくなります。
そこでタバコをガマンするのをやめてみました。
なんでかと言うと、ふと、タバコが無いから吸いたくなるのでは?と思い、タバコを買って台所の引き出しにしまっておきました。逆転の発想ですね。
結果的にこれが良かったです。
結果、タバコを吸わなくても大丈夫になった
いつでも吸えると脳が認識した途端に、タバコを吸うと面倒・イメージが悪いという価値観が、タバコを吸いたいという欲求に勝ったんだと思います。
この時はいつの間にか、タバコに対するネガティブなイメージが自分の中ですでに出来上がっていて、タバコを吸うこと自体に興味がなくなっていたのではないかと思います。
「タバコ吸わなくても別にいいかな」って感じですかね。
結果、タバコを吸わなくなりました。
タバコをやめてよかったこと
ちなみに僕の場合です。
・タバコを吸っていた時と比べて、息切れがしなくなった
・タバコを買わなくて良いので、コンビニの会計が安くなった
・タバコを吸いに行く時間が浮いた 空いた時間を別のことに使える
・お酒が美味しくなった 気持ちよく酔えるようになった
・血行が良くなった気がする
・ハゲの進行が止まったような気がする
参考:よく言われているウワサについて
タバコをやめるとこうなる
・ご飯が美味しくなる
これはあまり感じませんでした。もともと何でも美味しく感じていましたので^^;
・食後の一服がなくなるのはツラい
食後のタバコが最高ってよく言われていますが、僕はもとからそうでもなかったので大丈夫でした。
・太る
タバコをやめると太るとよく言われています。
理由はご飯が美味しくなって食べすぎてしまうとか、口が寂しくなってついつい何か食べてしまうとかよく言われています。
これは一理あるとは思いますが、単純に加齢で代謝が悪くなって太ってるだけかもしれませんよね^^;
・落ち着かない ストレスがたまる
これは否定はしません。僕のおすすめのストレス解消法としては、体を動かすことですね。
仕事やプライベートで嫌なことがあった時とか、だまされたと思ってジョギングしてみてください。
体を動かして汗をかくと、気分が本当にスッキリするんです!!健康にもなるし一石二鳥^^
まとめ
僕は、タバコをやめて6年ほど経過しています。
今考えると、タバコを吸うメリットって本当に思い浮かびません。何もない気がします。
僕は、結果としてタバコをやめて良かったと思っています。
かといってタバコを吸う人を嫌悪したり、タバコの煙りに対して拒絶反応をするわけでもありません。
僕はタバコの煙は全然平気です^^
現在の心境
正直なところ、今でもタバコは吸いたいと思う時があります。
タバコを美味しいと思ったことがある人は、この感情をなくすことは出来ないのではないかと思います。
でも不思議なことにタバコを吸わないでも平気なんです。
タバコを吸わなくても平気なんだと思えることが、タバコをやめたい人のゴールなのかなと思っています。
「タバコやめなきゃ!!」ではなく、「タバコやめても良いんだよなぁ」って考えてみると良いのかもしれませんね。
ではまた。
※2020年10月17日現在:1バーツ=約3.37円