こんばんは。タイ バンコクで暮らしていくうえで、生活費はいくらくらい必要なのかを考えていきたいと思います。
こんな方におすすめ
- タイで暮らすための生活費を知りたい
- 月5万円で暮らせるとか聞くけど本当なの?
- タイの生活レベルってどうなの?
僕は、タイ バンコクに移住して7年目になります。今までに色んな経験をしてきています。
もちろん様々な失敗を経て今に至っています。
その辺も踏まえてバンコクの暮らしがイメージ出来るように、アドバイスできたらと良いなと思っています。
結論からいうと、バンコクでの生活費はざっくり、固定費 3万バーツ+遊び代と考えておけば問題ないと思います。
僕の今までの経験をもとに考察してみました。
1.固定費内訳(一人暮らしの場合)
家賃 10,000~15,000バーツ
電気代 1,000~1,500バーツ
水道代 100バーツ
携帯電話代 400バーツ~
Wifi代 400バーツ~
ハゲ薬 700バーツ
食費 約10,000バーツ
家賃は、10,000バーツから15,000バーツ
家賃は、もっと安いところも探せばありますが、5,000バーツ以下だと日本人が生活するには厳しいと思います。
住環境の問題もありますが、結局バイタクを使用したりして移動コストがかかる場合が多いです。
そのため、出来ればBTSやMRT駅近の物件が良いです。
どうせバンコクで暮らすなら綺麗なプール付きのコンドに住みたいですよね。
バンコクにこだわらなければ、月3,000バーツくらいのアパートも結構あります。
ただ、周りには何も無いと思って下さい^^; 一般のタイ人はそのくらいのところに住んでいます。
水道光熱費は合わせて2,000バーツくらい
コンドミニアム だと電気代が電力会社から直接請求されます。
アパートだと管理会社から請求の場合が多いので、多少割高になります。
水道代はユニットあたり20バーツくらいです。
一人暮らしだと4~5ユニットなので、月100バーツも見ておけば良いと思います。
水道代もアパートだと、ユニット25バーツとかでコンドより少し高めになる傾向があります。
アパートの場所によってですので、この辺は アパート>コンドミニアム という事で理解して下さい。
携帯電話は400バーツ~
携帯電話はプランによって料金が変わります。
プランは概ね、通話料+インターネットのデータ量になります。
LINEやInstagramなどのSNSや、インターネットを見るだけであれば、2GBでも足りると思います。
ただし、動画を携帯で見たりすると10GBでも足りないかもしれません。
この辺はご自身の使い方でプランを選んで下さい。
ちなみに一番安いのが、プリペイドプランで月200バーツくらいからあります。
僕は月400バーツのプランで十分足りています。さらに自宅にWifiがあれば最低プランで全く問題無いと思います。
万が一契約プランのデータ量を超過しても、インターネットの接続速度が制限されるだけで使えなくなるわけではないです。
追加でパッケージを購入すれば、もと通りの速度で使えたりします。この辺は日本でも一緒だと思います。
Wifiも400バーツ~
Wifiは月400バーツくらいから契約出来ます。自宅にWifiがあるととても捗るので、余裕があれば設置しておきましょう。
コンドミニアムの高層階だと、携帯の電波が届かない場合があったりしますので、そういった場合はWifiが必要になります。
僕は一時期、携帯のテザリングでPCを使用していましたが、データ量が気になったりして面倒でした。
今はAISのWifiを自宅に設置していますが、とても便利で快適です。
もっと早く設置しておけばよかったと心底思いました^^
食費は、10,000バーツくらい
食費は、月々最低10,000バーツくらい見ておくべきと考えています。
内訳は、
朝と夜の分で300バーツ/日を30日で9,000バーツ。
昼が50バーツ/日で20日 1,000バーツの計算です。
朝と晩は無難にコンビニで購入することを想定していて、昼は職場などでタイ料理を食べることを想定しています。
よくインターネットとかで、タイ料理だけ食べていれば食費は安く抑えられるといった記事を見かけます。
大抵注意点として、体に異常をきたすと書いてあると思います。まさにその通りだと思います。
かといってコンビニ飯ってどうなの?って思うかもしれませんが、慣れないタイ料理だけを食べるよりはまだいくぶんマシな気がします。
体の免疫機能を調整するような食品を摂るだけでも、だいぶ体調は変わってくると思います。
僕は調子に乗ってタイ料理ばかり食べていた時期があり、案の定体調を壊しました。
また、コンビニで購入した食べ物でも食中毒になった経験もあるので、気をつけるに越したことはありません。
詳しくは下の記事を参考にしてください。
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ココがポイント
ここまでで、ざっくり3万バーツくらいです。
どうですか?よく聞くタイで一月5万円で生活出来るって話ありますけど、すでに10万円超えてます。
あれは、やろうと思えば出来るよって話なので、その分リスクもあると思って下さいね。
ここからは、生活費+アルファの部分のコストを足していきたいと思います。
2.遊び代、+αコスト
ゴルフ代 4,000~5,000バーツ/回
外食や飲み代など 8,000バーツ~/月
医療費 +++
買い物 +++
交際費 +++
外食代は結構高い
外食代、特に日本食は日本と変わらないかそれ以上と思って下さい。
吉野家の牛丼並盛りで139バーツ(500円弱)ですから高めですよね?
大戸屋なんか行った日には、一人400バーツくらいかかりますからね。
だったらカオマンガイ(日本人が好きなチキンライス)を、40バーツ(約140円)で食べた方がお得ですよね^^
カオマンガイにはスープも付いてきますしね笑
話をさておき、日本食は高いけど食べたくなるものです。お酒を飲む人であれば月に8,000バーツくらいはみておきましょう♪
買い物
ブランド品はさておき、ユニクロや無印良品で買い物したりすると1,500バーツくらい簡単にかかります。
服や雑貨など、ローカルの市場なんかに行けばもっと安く買えますけど、やっぱりモノの品質が違います。
僕はパンツと靴下、それにTシャツは高くてもユニクロで買うようにしています。
僕はセコイ人間なので、タイバーツを日本円に換算したりして、「日本のユニクロで買うともっと安く買えるんだよなぁ」とかいつも考えちゃいます^^;
薬代、病院代
例えば風邪引いて病院にいった場合、2,000~3,000バーツくらいかかります。
バンコクで日本人がよく行く病院は、サミティベートやバムルンラード、バンコク病院が有名ですね。
この辺の総合病院は日本と変わらないレベルの最先端の医療が受けられます。
海外旅行保険に入っていれば、キャッシュレスで治療が受けられます。
タイの医療保険なんかだと通院一日3,000バーツとか、上限が決まっている場合があります。
ちなみにタイの社会保険で指定した病院であれば無料ですが、日本語対応はないと思った方が良いでしょう。
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サプリメントなど
僕は健康のために、ビタミンCとプロテインは常備しています。あとは日本から持ってきた整腸剤がありますね。
ビタミンCはタイの薬局で購入すると、60錠で300バーツくらいです。
プロテインは5lb(2.26kg)で2,000バーツ弱くらいですね。
あと僕は、ハゲ薬に月700バーツくらいかかっています。( ̄◇ ̄;)
ゴルフ代
これはゴルフをやる人限定の話ですが、1回4,000~5,000バーツくらいかかります。
もちろんもっとリーズナブルなゴルフコースもたくさんあります。
ゴルフに行く場合、自家用車があればさらに便利です。
ゴルフ友達に車持ちがいれば一番良いかもしれませんね。
一人でゴルフに行くのも新鮮で良いかもしれません。ゴルフ友達が出来るかも。
夜遊び代
タイにくる旅行者は夜遊びがメインの方も多いですね。
旅行の時は、せっかくなのでジャンジャンお金を使って楽しんでくださいませ!
もしタイに移住した後も、繁華街にちょくちょく繰り出すのであれば、そのあたりのコストも計算にいれておいた方が良いと思います。
デート代
異性と食事や映画に行くこともありますよね。
ちなみにタイの普通の映画館だと、1人250バーツくらいから映画が観れます。
iMAXシアターとかだと一人500バーツくらいかかりますね。
その他
タイを拠点に近隣諸国へ旅行を計画とか良いですよね。
チェンマイへ国内旅行や、カンボジアのアンコールワットへ遺跡巡りなんかも行きたいですよね。
あとその他としては、仕事の付き合い等で、結婚のお祝いや、お悔やみ代(お香典のようなもの)といった冠婚葬祭の出費もあります。
その他、タイ人の部下にご馳走したりする場合は上司のおごりになることがほとんどです。
念のため、余裕を持って生活コストを計算しておきましょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本人がタイで働く際の最低賃金が5万バーツと言われています。
5万バーツあれば十分生活して行くことは可能です。
ただ僕の考えでは、上記の中から何かしら節約して行く必要があると思います。
貯金も考えていけたら、なお良いと思います。
せっかくタイに移住したけれど思ったよりコストがかかってしまったとか、結局日本の方か良かったとか後悔しないためにも、タイに移住を考えているみなさまの参考になれば幸いです。
タイは本当に住みやすいところですので、ぜひ移住に向けて一歩踏み出してみてください!!
ではまた。
※2020年10月24日現在:1バーツ=約3.34円