こんばんは。僕は今まで食べ物にあたったことが3回あります。
日本で1回、タイで2回です。
日本であれば自宅で静養したり、ひどい時は病院へ行くことは出来ます。
もしタイでお腹を壊してしまった場合、どうすれば良いのか?
僕の体験を踏まえて書いていこうと思います。
結論から先に言っちゃいますが、少しでもヤバイと感じたらすぐ病院に行って下さい。
サミティベートやバムルンラードなど外国人がよく行くところには日本語通訳がいますし、それ以外でも通訳がいるところは探せばあります。
タイ在住の方でしたら家族や知り合いに頼むなりして、とにかく病院に行くことをおすすめします!!
あとは、日頃から体調管理をしっかりして、疲れ気味やストレスを感じる時は、普段より食生活を気をつけるように心がけて下さい。
タイの危険な食べ物は、下の記事を参考にして下さい。
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タイで食あたりにならないように気をつけること【予防措置】
タイの食事で下痢などお腹を壊したり、体調不良になったりしたくないですよね? バンコクに移住して7年目の僕が、タイで注意すべき食べ物をまとめてみました。 こんな方におすすめ タイ旅行中に食あたりは避けた ...
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では僕の食中毒体験談をどうぞ。
プロローグ(1回目の食中毒)
食中毒1回目・・・日本
対象の食べもの・・・牛丼
症状・・・ひどい下痢・発熱・ひどい嘔吐・脱水症状
対応・・・自宅でひたすら寝る
回復までの期間・・・丸一日
僕が最初に食べ物にあたったのは日本でした。
夜勤のバイト明けで県外の友人のところへ遊びに行き、そのまま夜まで遊んで帰宅途中で牛丼を食べて帰って寝る。
途中で気持ち悪くなってトイレに駆け込む。それからひたすら嘔吐と下痢を繰り返す。
水分を補給してもそのまま出てしまう感じでした。まさに上から下からってやつですね。
この時はもうダメかと思いましたが、とにかく体の中のモノを出しまくったので、それが幸いしたのか寝たら治りました。
この頃はまだ20代だったので回復が早かったのかも知れません。
それに自宅だったので親もいましたしね。
タイの洗礼(2回目の食中毒)
食中毒2回目・・・タイ
対象の食べもの・・・ゆでたまご
症状・・・下痢・発熱・嘔吐
対応・・・会社を休んで自宅でひたすら寝る
回復までの期間・・・丸一日
2回目はタイに移住した後でした。
それまでは少しお腹がゆるくなることはありましたが、全然も生活に支障がないレベルで気にしてませんでした。
タイは辛いものが多いので、そのせいもあるかなくらいに思ってました。
生牡蠣やレバ刺し、その他ローカル屋台飯なんかは気をつけていた(あたったらそれはそれで仕方ない)のですが、まさかコンビニの食料品であたるとは思いませんでした。
仕事が終わって、いつものコンビニで塩カルビ弁当とゆでたまごを購入し帰宅。
それらをいただいて、少しくつろいでから就寝しました。
夜中に違和感(胃がもたれる感じ)で目が覚め、そこから寝ては起きるを何回か繰り返し最終的にはトイレで嘔吐してしまいました。
その後明け方になっても回復に至らず、結局仕事を休むことにしました。
しばらく大人しくしていたら次の朝には回復してました。1回目の時よりは症状も軽かったので助かりました。
今回の本題(3回目の食中毒)
食中毒3回目・・・タイ
対象の食べもの・・・ゆでたまご
症状・・・発熱・手の痺れ・立てなくなった
対応・・・会社に出勤後、即医務室へ。その後病院に行って入院
回復までの期間・・・4日間
3回目は、ついに病院送りになってしまいました( ̄◇ ̄;)
この時はですね、仕事から帰って、前日に購入して冷蔵庫に入れておいたガパオ弁当とゆでたまごを食べました。
はい、やっちゃいました。
弁当は念の為冷凍していましたし、ゆでたまごは賞味期限内で冷蔵室で保管してたものです。
今思うと、食べ終わった後から妙な違和感があったような気がします。
ただこの時は仕事も忙しくて、プライベートも充実していたので、少し疲れ気味だな早く寝ようくらいに考えていました。
この時も明け方胸焼けで目が覚めて、少しおかしいなって感じだったのを覚えています。
それでもこの日は重要な予定があったので、いったん会社に行ってから様子をみようと思い、気合いを入れて会社に向かいました。
車に乗ると全然問題なく運転も出来ました。
会社に到着し、車から降りたあたりから雲行きが怪しくなってきました。
上司の席に一直線で向かい、「体調が優れないので、医務室で休む」旨、許可をもらい医務室に向かいました。
その時から手が痺れていましたね。
医務室で体温を計ると38度くらいあったと思います。
その頃タイでインフルエンザが流行していたため、医務室で休む間も無く病院へ連れて行かれました。
病院へ向かう途中でだんだんと具合が悪くなるのを感じましたが、まだ平気でした。
病院に到着し受付を済ました後、先生の診察を受け待合室で待っていると、だんだん目の前が暗くなり椅子に座っているのも辛くなりました。
それを見た付き添いのスタッフが看護師さんを呼んでくれて、ベッドに寝かしてくれました。
このあたりの記憶が曖昧ですが、点滴をうってもらって少し休んだら帰宅するつもりだったのが、急遽入院になったような気がします。
その後は血液検査をして、入院の準備が出来るまでベッドの上で寝かされていたのを覚えています。
その後ベットのまま部屋に移動し、無事入院となりました。
入院1日目はベッドの下に防水シートを敷かれる。
なんかシーツがゴワゴワするし寝心地悪いなと思っていたら、なんとお漏らし用と思われるビニールのマットが敷いてありました。
相変わらず辛かったのでされるがままに点滴を受け、寝返りが打てない状態でひたすら寝る努力をしてました。
入院2日目 熱が下がらない
一晩経って次の日の朝、先生が来てくれました。熱が下がってないので退院出来ないと言われました。
この頃は点滴をガラガラ引き連れて、何とかトイレに行ってました。
入院3日目 まだ熱がある
次の日もまだ熱があるので入院継続とのことでした。どうやら前日の夜と当日の朝の検温状態で退院可否が決まっているようでした。
この頃には点滴の針だけ手に残っている状態になり、シャワーも浴びれるようになりました。
午後の検温から体温をチェックするのを忘れないようにしてましたね。下がってれば退院出来るはずですから^^;
入院4日目 やっと退院の許可が出る
前日の午後と当日の朝の検温で熱が下がっていたので、退院出来る事になりました。
先生はあと1~2日入院して様子を見たいと行ってましたが・・・。
保険の手続きに時間がかかるとのことで、その日の夕方に退院する事になりました。
入院してみて感じた事
今回は会社の近くの中堅クラスの病院に入院しましたが、結構快適だったのを覚えています。
部屋は個室で、付き添い者用のベットもありました。
3日目くらいからは食事も出るようになり、日本食も選べました。
それに拙い日本語ながら、日本語通訳がいましたね。
ローカルの病院にはなかなかいないんですけど、日本企業の工業団地の近くだから需要があるのかもしれません。
入院費用は保険の範囲で収まったので、支払いはありませんでした。
うろ覚えですが、今回の入院で請求された金額は6万バーツくらいだったと思います。
入院の際の費用は、旅行者の方は海外旅行保険があれば問題ないと思います。
また、タイ在住の方でしたら入院レベルであれば、医療保険でカバーしといた方が良いかなとしみじみ思いました。
※僕はサミティベートにも入院したことがあります。
サミティベートに入院した時は手術もしたので一概に今回の例と比較は出来ませんが、もしサミティベートに入院していたら、おそらくもっと高額になっていたと思います。
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病院によっては高額になる場合もあるので、いざという時のために医療保険には入っておいた方が良いと思います。
ちなみに、僕がいつも使っているのはAIAの医療保険です。
あと、退院して病院の外に出て初めて、敷地内にコンビニがあったのが分かりました。
会社着でそのまま病院直行になったので着替えも何もなく、パンツは裏表前後駆使して履いてました笑
こんなことなら会社の子にお願いして買ってきてもらえばよかった。。。
その時はそんなことを考える余裕もなかったですね。
病院の近くには必ず、必要なものが買える売店があるので、皆さんが万が一入院した際には誰かに頼んで買ってきてもらいましょうね。
最後に
3回の食中毒を通じての考察ですが、3回目の時は初期の段階で下痢にはなりませんでしたし、吐き気もなかった気がします。
1回目2回目と違い、体内から食中毒の元凶を外に排出出来なかったのも、病状を悪化させた一因かと思います。
僕の入院体験を糧にして、万が一の際の参考と日々の予防に役立てていただければ幸いです^^
健康って大切ですよ!!
ではまた。