こんばんは。僕はタイで副鼻腔炎の手術をし、入院したことがあります。
タイでの治療・手術・入院について、その時の経験をもとにまとめてみたいと思います。
こんな方におすすめ
- タイで手術をすると高額なので心配
- タイの医療保険ってどのくらいカバー出来るの?
- 副鼻腔炎ってなに?
僕は、タイ バンコクにあるサミティベート病院に入院しました。
タイの私立病院の場合、医療レベルは日本と比べても遜色がないくらい高いです。
僕が入院したサミティベート病院は、タイでもトップレベルの治療が受けられる総合病院です。
タイに在住している日本人がよく通っている病院の1つですね。
結論
・タイで簡単な手術であれば、タイの医療保険である程度カバーできる
・海外旅行保険に加入されている方であれば問題なし
注意
ただし入院が長期にわたる場合は、別途検討が必要です。
タイの医療保険では保障の上限金額がプランによって低いものもあるので、慢性的な疾患などの場合は日本で治療を受けた方が良い場合が多いらしいです。
副鼻腔炎とは
別名「蓄膿症」、英語名はSinusitisで、タイでもサイナスといえば通じます。
鼻の奥にある空洞(副鼻腔といいます)が炎症を起こし、膿が溜まってしまう病気です。
匂いがわからなかったり、頭が重い・頭痛がするなどといった症状があります。
僕の場合はアレルギーによって、鼻の中にポリープが出来てしまったため、鼻づまりで呼吸が出来なかったり、
匂いがわからないといった症状が続きました。
タイと日本の治療の比較
比較項目 | 日本での入院・治療 | タイでの入院・治療 |
入院日数 | 2週間 | 1泊2日 |
病名 | 副鼻腔炎 | 副鼻腔炎 |
手術方法 | 全身麻酔 内視鏡で手術 | 全身麻酔 内視鏡で手術 |
術後の処置 | 鼻の中に詰めもの 取るまで1週間 | 自宅で自分で鼻を洗浄 |
医療費 | 約50~60万円 | 約25~30万バーツ |
保険 | 高額療養費の還付+医療保険でカバー出来た 医療保険は、差額ベット代と個室代がカバー出来るプランに加入していた | 医療保険でカバー出来なかった分 約3万バーツ |
部屋・設備 | 個室 | 個室 日本語通訳あり |
その後 | 定期的に受診 1ヶ月に1回程度 | 定期的に受診 1~2ヶ月に1回程度 |
日本で手術するメリット
・日本語で会話できる
・慎重な計画を立ててくれるので安心
日本で手術するデメリット
・ある意味慎重すぎて回復に時間がかかる
タイで手術するメリット
・入院から退院までが早い
・ホテル並みの個室で過ごせる
僕が入院した部屋はこんな感じで快適でした^^
タイで手術するデメリット
・費用が高額
・言葉の問題で、細かいところまで意思の疎通が出来ていないこともある
メモ
通訳が日本人でも日本語→タイ語への通訳ではニュアンスが違ったり、文脈を理解していないと100%伝えるのは難しいです。
タイ語→日本語でも同様です。
まとめ
日本で入院するのとタイで入院するのとでは、どちらも変わらず安心して治療できると思います。
ただし、タイのローカル病院ではコミュニケーションに手間がかかったり、設備が古かったりする場合があります。
日本で手術したのはタイの手術の5年くらい前なので、一概に比較はできませんが、タイの方が入院も短期で良い意味で放置してくれるので、体力的にも回復が早かった気がします。
現在では嗅覚も復活し、ご飯を美味しくいただいています^^
今回の記事が参考になれば幸いですが、出来れば入院や手術なんてしたくないですよね。
みなさんも、日々健康には十分注意してくださいね!
ではまた。
※2020年10月23日現在:1バーツ=約3.34円