こんばんは。タイでチップが必要な場面についてまとめてみました。
こんな方におすすめ
- タイでは色々な場面でチップが必要って本当?
- 日本ではチップの習慣がないのでよくわからない
- ちなみにチップはいくらくらいあげれば良いの?
僕は、タイに移住して7年目になります。
タイに来た当初は、チップをいくら渡せば良いのか分かりませんでした。
またチップを渡す場面がよく分からず、その都度ネットで調べていた記憶があります。
タイのチップ制度について、僕が今までに経験してきた場面を振り返りながらまとめていきたいと思います。
僕自身も今振り返ると、事前に分かっていればもっとスマートに対応出来たのになぁと思う場面もたくさんありました。
これからタイに旅行で来る人や、タイに住み始めた人などの参考になれば良いなと思います。
結論から言うと、タイではチップの文化がありチップが必要な場面がいろいろあります。
チップが必要な場面では、必要な金額をチップとして渡してあげる必要があります。
逆を言うと、相手の方もチップを貰えることを期待していると言えます。
チップとは?
チップ(英: tip、英: gratuity)とは、規定料金とは別に、サービスを受けたことに対して心づけとして相手に渡す現金を指す。
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上記がチップの定義とされています。
良いサービスに対して払うものであって、サービスに不満があれば払わなくても良いともとれなくはないような気がします。
以下に、場面別のチップの有無をまとめてみました。
チップ有り無しまとめ:僕が過去に悩んだシチュエーション
マッサージ・・・チップあり
タイでマッサージといえば、フットマッサージやタイマッサージが有名ですよね。
料金は、1時間200~300バーツくらいが相場だと思います。
安いお店だと、1時間100バーツのお店とかもあります。
僕は、1時間あたり50バーツをチップの目安にしています。
例えば2時間マッサージしてもらった時は、100バーツをチップとしてマッサージしてくれた人に渡しています。
高級スパなんかでも、チップは終わった後に100バーツも渡せば十分だと思います。
チップを渡す際は、帰り際に「ありがとう」と言って渡してあげて下さい。
お客さんの中には、チップを全く渡さない人や、渡しても20バーツ程度の人ももちろんいます。
逆にマッサージ師のほうから相場以上のチップを要求される場合もありますので、そういう場合はチップのあげすぎに注意して下さい。
ちなみに僕はタイマッサージに良く行きますが、チップを要求されたことは1回だけです。
その時は担当のマッサージ師から200バーツ要求されました。
その時はよく分からずに払ってしまいました。今となっては良い思い出です。
タクシー・・・チップなし
タイのタクシー代はとても安いです。
初乗り35バーツ(約120円)です。
タイのタクシーに基本的にチップは必要ないです。
ただ、タクシー代を払った時のお釣りの端数(数バーツ程度)は、チップとして渡しても良いと思います。
ちなみに、タイ人はきっちり端数までお釣りもらってます。
僕の彼女もきっちりメーター分のみ支払っているようです。
僕は夜間とか雨の日に乗せてくれた運転手さんには、端数+20バーツ程度はチップとして渡すようにしています。
夜間とか雨の日はタクシーがつかまりづらいので、乗せてもらっただけでもラッキーと思っています。
なので感謝の気持ちを少しだけ渡すようにしています。
タクシーの中には、メーターを使わずに固定料金を指定してくるタクシーもいます。
どこどこまで、300バーツという具合です。
だいたい相場より高い値段を言ってくるのですが、状況によってそのような定額タクシーを使用せざるを得ない場合があります。
そのような際は、特にチップは必要ないと思います。
バイタク(バイクタクシー)・・・チップなし
バイタクは行き先によって料金が決まっているので、基本的にはチップなしでOKです。
タイ人はいつもバイタクを利用しているので料金を把握していますが、観光客などがバイタクを利用する時は事前に料金を確認すると良いと思います。
相場を知らないと、ボッタクられることがあります。
ベッドメイキング・・・チップあり
ホテルなどで、お部屋のクリーニングに来てくれた際にはチップをあげて下さい。
枕の下とかベッドの横のテープルの上とかの目につきやすい場所に、チップを置いておくと良いと思います。
チップの相場は、1回20バーツ。
ホテルのグレードが高い場合でも、チップ100バーツ程度置いておけば十分かと思います。
ホテルのベルボーイ・・・チップあり
チェックインの際に荷物を部屋まで運んでくれたり、部屋の設備を説明してくれたりした場合はチップを渡して下さい。
ただ、ホテルによっては荷物を運んでくれた後すぐにいなくなっちゃうスタッフも多いので、必ずしもチップが必要ではないのかもしれません。
渡してあげたい場合は、チップを渡すタイミングが重要かと思います。
ベルボーイにチップを渡す渡さないは、今までの経験上渡す渡さないは半分半分かなと思っています。
僕もなるべくチップを渡すようにしてるつもりなのですが、ちょうど小銭がなかったりチップもらわずに帰るのが当たり前のボーイさんもいたりして、チップを渡せない時が結構あります^^;
レストラン・居酒屋・・・チップあり
基本的には会計の際のお釣りをもらったトレーにそのままチップを置くか、帰り際にテーブルの上に置いておくかどちらかだと思います。
この場合のチップは、20バーツ程度で十分です。
少し高めのレストランでも、チップ50バーツも置いておけば十分だと思います。
レストランによってはサービスチャージ10%が料金に含まれている場合があるので、レシートを見て10%加算されている場合はチップは必要ありません。
レシートにVAT税7%の他に、サービスチャージ10%の記載があるかどうか確認してみて下さい。
ちなみに、チップはお店の従業員全員で分けるらしいです。
もし個人的にチップを渡したい従業員がいる場合は、直接本人に渡してあげると喜ばれると思います。
屋台・・・チップなし
タイの屋台安くて美味しいですよね~。
基本的に、屋台でチップは必要ないです。
ファーストフードなどのチェーン店・・・チップなし
マクドナルドやスタバなどのチェーン店では、チップは必要ありません。
ゴルフ・・・チップあり
ゴルフ場では、一緒にラウンドしてくれたキャディさんにチップが必要です。
一般的な相場は300バーツ。
ラウンド終了後、カートを降りる時にチップを渡すと良いと思います。
キャディを指名した場合やカートを使わずに歩きでラウンドしてもらった場合には、プラス100~200バーツ渡すと良いと思います。
ちなみにタイではプリティーキャディというキャディも存在します。
プリティーキャディのチップは500バーツになります。
僕は最初相場がわからなかったので、プリティーキャディ本人に直接聞いてみました笑
各種ツアーの送迎ドライバー・・・チップあり
ゴルフの送迎や観光名所巡りなどでドライバー付きのツアーを利用した時は、ドライバーさんに50〜100バーツ程度のチップを帰りに渡してあげると良いと思います。
その他 番外編
高級カラオケ店・・・チップあり?
トンローやエカマイ近辺には、ハイソな方々が足を運ぶ高級カラオケと呼ばれるお店があります。
僕は駐在員の友人に連れて行ってもらったことがあるのですが、僕の友人は1人につき500~1000バーツくらいをチップとして渡していました。
いやはや庶民には敷居が高かったです。参考まで^^
まとめ
タイのチップについてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
タイにはチップで生活費を稼いでいる人・職業がいろいろあります。
チップが必要な場面を見極めて、スマートにチップを渡せるようになれれば無駄に気を遣わずに済みます。
僕はたまにカッコをつけてしまいチップを渡しすぎて、彼女に怒られています^^;
最後に、タイの一般的な会社員・従業員などにはチップは必要ないので注意して下さい。
僕がコンドミニアムを見に行った時に案内してくれたエージェントに、帰り際にチップを渡そうとしたことがあります。
その時はやんわりと断られました。
今思えばそのエージェントに対して、失礼なことをしたなと反省しています。
日本にはチップの文化がないので、慣れるまではいろいろと試行錯誤すると思います。
もしタイに遊びに来た時に、とても良いサービスを受けたと感じた時には、思いっきりチップをはずんであげて下さいね。
ではまた。
※2021年3月10日現在:1バーツ=約3.53円